【Redmine】チケットの件数上限を変更する(最大表示件数/最大エクスポート件数)

スキルアップ
本記事では、最大表示件数/最大エクスポート件数のメッセージを表示させるために、あらかじめ上限設定をデフォルト値から変更しています。
 デフォルト値 :500件
 本記事の設定値:100件

はじめに

Redmineでプロジェクト管理を進めるとチケットがドンドン増えていきます。
それでなくとも、最近のプロジェクト管理では「タスクの細分化」が推奨されており、チケットの増加を加速させています。

そのような中で、Redmineではパフォーマンスを維持するためにチケットの表示件数/最大エクスポート件数に上限設定を設けています

<チケットの表示件数が上限に達した場合>

<チケットのエクスポート件数が上限に達した場合>

登録したチケットが表示/エクスポートされない事で、プロジェクト管理で誤った判断をするリスクがあります。

今回は、チケットが適切に表示/エクスポートされるように、表示/エクスポートの上限設定の変更方法を紹介します。

この記事を読んで分かること
・チケットの最大表示件数の設定方法
・チケットの最大エクスポート件数の設定方法
<参考書籍>入門Redmine オープンソースの課題解決システム(秀和システム/前田剛)
created by Rinker

チケットの最大表示件数/最大エクスポート件数の設定方法

Redmineにログインしたら、[管理]をクリックして管理メニュウ画面に遷移します。

管理メニューから、[設定]をクリックします。

[チケットトラッキング]タブから次の設定項目を確認します。

エクスポートするチケット数の上限エクスポートできるチケットの最大件数
ガントチャート最大表示件数ガントチャートに表示できるチケットの最大件数

[エクスポートするチケット数の上限][ガントチャート最大表示件数]に任意の値を設定して、[保存]ボタンをクリックします。

件数を大きくし過ぎるとパフォーマンス(画面表示時間など)に影響を与えるので注意してください。

変更が完了したことを示すメッセージが表示されればOKです。

変更結果の確認

本記事の最初で紹介したが、ガントチャート画面やチケットのエクスポート画面を表示します。
最大件数を100件→500件に変更したことで、メッセージが表示されなくなりました。

最後に

プロジェクト管理ツールは、タスクが大量になる程にその真価を発揮します。
しかし、利用しているプロジェクト管理ツールの特性/設定内容の理解が不十分だと、それが原因で誤った判断をするリスクがあります

みんなが使っている有名なツールを「ただ使う」のではなく、理解した上で「使いこなす」ようにしましょう!

これからも、知っていれば便利になる情報を皆さんにお届けできるようにします。
是非、本記事を利用してRedmineをどんどん活用してください。

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