はじめに
Redmineでチケットを作成し、スケジューリングとアサインをします。
そして、プロジェクトが開始され、ガントチャートで進捗確認をすると、、、
ガントチャート化がされており、進捗状況も色分けされているので便利ではあります。
しかし、やっぱり自分に関係ないチケットは表示しないで欲しいですよね。
Redmineでは「チケットの絞り込み機能」がカスタムクエリという名称で用意されています。
今回は、チケットの絞り込み機能と絞り込み条件の保存の方法を紹介します。
・カスタムクエリの使い方(チケットの絞り込み方法)
・カスタムクエリの保存方法(絞り込み条件の保存の方法)
カスタムクエリ(絞り込み条件)の設定
チケットを絞り込むには、まず「フィルタ」を追加します。
※「フィルタ」はチケットに登録した項目(題名、担当者、期日など)を示します。
追加した「フィルタ」に条件を設定し、[適用]をクリックします。
今回は、担当者が「利用者 太郎」と等しいという条件を設定しました。
※この時、オプションとしてガンとチャートへ表示する項目なども指定できます。
絞り込みを実行すると条件に合致したチケットのみが表示されます。
カスタムクエリの保存方法
設定した絞り込み条件は保存することができます。
[カスタムクエリを保存]をクリックします。
「新しいクエリ」の作成画面が表示されるので、表示権限や絞り込み条件を調整して[保存]ボタンをクリックします。
「カスタムクエリが保存されたこと」を示すメッセージが表示されればOKです。
※保存したカスタムクエリは画面右側に表示されます。
(作成例)良く使うカスタムクエリ
ここで、プロジェクト管理で良く使う/あると便利なカスタムクエリをいくつか紹介します。
自分にアサインされたチケット
担当者に自分(ログインID)が設定されているチケットで絞り込みます。
項目 | 条件 | 値 |
---|---|---|
担当者 | 等しい | <<自分>> |
作業予定日が到来済みのチケット
開始日が0日後(=今日)以前のチケットで絞り込みます。
項目 | 条件 | 値 |
---|---|---|
開始日 | N日後以前 | 0 日 |
完了予定日を超過している未完了のチケット(完了遅延)
期日(=完了予定日)が0日後(=今日)以前のチケットで絞り込みます。
項目 | 条件 | 値 |
---|---|---|
期日 | N日後以前 | 0 日 |
最後に
プロジェクト管理では、タスクを様々な切り口で整理して状況を確認します。
その作業をサポートする機能として、Redmineではカスタムクエリが用意されています。
ただ、Redmineでの名称が若干独特なので困っていた方もいると思います。
(カスタムクエリ??条件:N日後以前??)
これからも、知っていれば便利になる情報を皆さんにお届けできるようにします。
是非、本記事を利用してRedmineをどんどん活用してください。
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