昔、取得したCSMの更新案内メールが届いたよ。
CSM:認定スクラムマスターは、資格保有者のレベル維持のために2年ごとの認定更新が必須になてるからね。
えっ!
でも、認定更新てどうやってやれば良いの??
必要な情報は「Member Dashboard」に纏まってるけど、英語だから割り難いよね。
実際に更新を行った時の画面を使って説明するね。
はじめに
2021年にCSM:認定スクラムマスターを取得して、2年が経ちました。
「そろそろ更新手続きをする時期だな〜」と思っていた夏頃、CSMを主催するScrum Allianceから「資格更新の案内」が届きました。
更新に必要なSEUs(後述)も十分なため、あとは手続きするだけでした。
初めての更新手続きなので少し不安でしたが、実際にやってみると思っていたより簡単でした。
CSMの取得方法に関する情報はたくさんありますが、更新手続きに関する情報は少ないと思いました。
そのため、今回はCSMの更新手続きの方法を紹介します。
・CSM:認定スクラムマスターの更新方法
(復習)CSM:認定スクラムマスターとは?
CSM:認定スクラムマスターは、Scrum Allianceが主催する「スクラムマスターとして活躍する知識と能力」を認定する資格です。
つまり、スクラム開発を円滑に進められるように、自身の知識を活かしてチーム全体をサポートできることの証明になります。
CSMの更新方法
SEUs:Scrum Education Unitsの蓄積
CSMでは、認定取得後も継続的な研鑽活動が求めらています。
つまり、認定取得の時だけ頑張って、取得後は放置している人は更新させません。
この「継続的な研鑽活動」はSEUs:Scrum Education Units(つまりはポイント)を蓄積することで評価されます。
CSMを更新するためには20 SEUsが必要で、それを獲得するためには4つのいずれかの活動を行います。
※「1 SEUs ≒1時間の研鑽活動」で換算されます。
- EVENTS
Scrum Alliance主催、またはそれ以外のスクラム関連のイベント参加する - LEARNING
Scrum Allianceが提供する学習教材、またはそれ以外のスクラム関連の知識を発信する - VOLUNTEERING
スクラム関連のコミュニティへボランティアで協力する - OTHER
上記以外の活動を行う(申請が承認されればSEUsを獲得)
2020年からのコロナウイルスでイベント開催が困難になったことで、「Scrum Allianceが提供する学習教材」が充実されてました。
[Member Dashboard]のサイドメニューにある[CSM Tools]をクリックすると学習教材の一覧が表示されます。
「Member Dashboard」での手続き
CSMの更新案内メールを受信している場合は、メール内の[Renew My Certification]をクリックします。
Scrum Allianceのログインページに、認証情報を入力して[Log In]ボタンをクリックします。
[Member Dashboard]から「①CSMの有効期限」と「②SEUsの獲得状況」を確認します。
有効期限が間近で、更新に必要なSEUsが十分な場合、「③Renew Now」をクリックして更新手続きに進みます。
更新する認定資格を選択し、[RENEW NOW]ボタンをクリックします。
支払方法を選択し、請求書に記載する情報を入力して、[Submit Payment]ボタンをクリックします。
支払いが正常に完了すれば、請求書をPDFでダウンロードできます。
手続き完了後に[Member Dashboard]を確認すると有効期限とSEUsが変化しています。
①有効期限:2年延長された(2023/11/30→2025/11/30)
②SEUs :20 SEUs消費された(20.5→0.5)
最後に
技術発展が激しい現代では、過去に学習した知識や技術だけで生涯に渡って通用させることは難しくなっています。
もしかしたら、数年前に必死で習得した知識/技術が、現在は別の知識/技術に置き換わっているかもしれません。
正直な気持ち、「過酷な時代」になったという気もしがあります。。。
一方で、昔に比べて「学習する環境(書籍、WEB、セミナーなど)」がとても充実しています。
仕事の先輩から、「昔は調べ物をするために、いちいち会社の資料室に行っていた」という話を聞いたことがあります。
今なら、WEB検索でほとんどの調べ物ができますね。
厳しくなったことだけでなく、恵まれていることにも目を向けると考え方も変わります。
恩恵をフル活用して、継続的な学習を行っていきましょう!
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