はじめに
みんなさんはお家で高いところにあるものを取る時、どのようにしていますか?
一番多い答えは、椅子や机を踏み台にするだと思います。
ただ、椅子だと使う場所まで持っていくのが大変ですよね。
もし「コロ付きの椅子でも移動は楽」だった場合でも、それに乗ると転倒の危険があります・・・
机はそもそも移動が難しいですし、机の上に乗るのはちょっと嫌な感じがします。
そんな、「稀にしかやらないけど、やる時に困る」の典型的な高いところの作業を助けてくれる道具として、折りたたみ踏み台を紹介します。
「高いところ」の目安
高いところの作業のと言えば、「電球の交換」や「上の戸棚(天袋)の出し入れ」です。
まずは、これらの作業をする時の高さ目安を考えてみましょう。
最初に、天井の高さを考えてみます。
一戸建て住宅だと多種多様なため、今回はマンションで考えてみます。
建築基準法(2021年11月時点)では、居室の天井の高さは2100mm以上と定められています。
これをベースに、平均的なマンションの天井の高さは約2.4mで作られています。
これに対して、人が手を上に伸ばした時の高さは「身長×1.2」と言われています。
平均身長を考えると
男性:170cm×1.2 → 204cm
女性:160cm×1.2 → 192cm
天井に手が届くには、40〜50cm足りないことになり、この差を「踏み台」で補う必要があります。
なぜ『折りたたみ踏み台』なのか?
天井に手が届かすために40〜50cmが足りないことは分かりました。
しかし、そんなに頻繁に高いところの作業があるでしょうか??
恐らく、答えはNoでしょう・・・
つまり、「踏み台となるための物はあった方が良い。ほとんど使わない・・・」
正直、邪魔ですね・・・
それならば、「小さく折りたためる物を選べば良い!」と考えるはずです。
私が持っている物も、写真のように平べったく折り畳め、上部には取っ手もあります。
これなら、使わないときは部屋の端や押し入れにしまうことができ、使う時には取っ手を持ってサッと持ち運べます。
たまにしか使わないことを意識した工夫が施されています。
『折りたたみ踏み台』の選び方
高さをチェック
大前提としては、高いところの作業をする時に必要なプラスαの高さが得られることです。
当然ですが、身長が高い人は踏み台で補う高さは少なくなります。
また、電球が天井から垂れ下がっているタイプなら、必要な高さも低くなります。
自分が「手を上げた時の高さ」と「手を届かせたいところの高さ」をしっかりと把握して、購入する昇進を選びましょう!
耐荷重をチェック
踏み台の高さと同じくらい重要なことは、乗っても壊れないことです。
すなわち、耐荷重量です!!
この時に考える耐荷重量は、「自分の体重+作業する時に持つモノ」であることを忘れないでください!!
例えば、天袋に災害時用の2Lペットボトル入れる時、ビニール袋に5本入れて持ち上げたら+10kgになります。
また、「お子さんと一緒に電球の取り替え!」と、踏み台の上でお子さんを持ち上げると+15〜20kgくらいになるとお思います。
耐荷重量はある程度の余裕を持って選ぶようにしましょう。
重量をチェック
最後に重要なのが、踏み台自体の重量です。
理由は単純で、踏み台が重いと使わなくなってしまうからです。
プラスチック製の折りたたみ踏み台を選べは、そこまで重いものはないと思います。
しかし、いざ使ってみる時、「重くて持ち運ぶのが面倒・・・」だともったいないです。
重さの感じ方は人に違いますが、私は2kg未満が理想だと考えています。
※私が使用しているのは1.7kgでした。
『折りたたみ踏み台』の注意点
折りたたみ踏み台は、コンパクト故の注意点があります。
それは、乗る場所の面積が小さいことです!
私は、身長が172cm、足のサイズが26.5cmです。
そんな人が折りたたみ踏み台に乗ると両足をくっ付ける必要があります。
人が立つときは、足の間がある程度開いていた方が安定します。
つまり、両足をくっ付け、その上で手を上に伸ばして作業すると不安定になってしまいます。
もし、踏み台に乗っている時に転倒する不安が大きいようなら、脚立や折りたたみステップの利用を検討されると良いと思います。
(補足)小さい子供がいる場合のメリット
もし、幼稚園〜小学校(低学年)のお子さんがいる場合、お子さんが使うための踏み台として購入しても良いでしょう。
家の設備は、基本的に大人(身長がある程度高い人)が使いやすい高さで作られています。
特に、手を洗うための洗面台は子供には高すぎて、手が届かないでしょう。
そんなとき、この『折りたたみ踏み台』があれば、お子さんが自分で運んで使うことができます。
私の姪(3歳)も、外から帰ってきた時、『折りたたみ踏み台』を使って洗面台で手洗いをしていました。
お父さんやお母さんに内緒で、戸棚からお菓子を取っているのを見た気もします(笑)
子供が、手洗いなど基本動作を自分でできるようになる手助けにもなります。
最後に
高いところの作業は、「いざ、やる!」と思い立っても、「届かない・・・」と困ることが多いです。
多くの場合は、椅子などでなんとかしてやり過ごしますが、不便さを感じている人も多いと思います。
年末になると恒例の「大掃除」などでも、出番が多くなります。
日頃の掃除のためにも、このアイテムを準備してはいかがでしょうか?
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