はじめに

バイク用ヘルメットはライダーの命を守る切り札です。
そのため、安全性を高める技術を詰め込んでいることから、値段も高くなっています。
できることなら、安全性を保ちつつ、価格も手頃なコストパフォーマンスの良いものを購入したいです。
ヘルメットの種類としては、顔全体を覆うフルフェイスヘルメット、 頭部だけを覆い圧迫感を軽減したジェットヘルメット(オープンフェイスヘルメット)、 フルフェイスのように顔全体を覆いつつ着脱を容易にしたシステムヘルメットの3つがあります。

基本的には、自分の目的に合わせたヘルメットを1つ購入すれば問題ありません。
しかし、私からは夏はジェットヘルメット、冬はフルフェイスヘルメットの2つ持ちをオススメします。
「高価なヘルメットを2つも買うの!?」とビックリすると思いますが、是非この理由を読んでみてください!
ヘルメットの種類
フルフェイスヘルメット

KAMUI-3 CIRCLE
Full Faceの文字通り、顔全体を覆うタイプのヘルメットです。
メリット
ヘルメットの中では最も安全性が高く、事故時には頭部だけでなく顎部も衝撃から守ってくれます。
さらに、空気抵抗が少ない構造のため、走行風の巻き込み音が少ないです。
デメリット
顔全体が覆われているため、特に夏場は熱がこもって不快感があります。
ジェットヘルメット

EXCEED CLAW
顎部の保護を取り除く代わりに、顔全体をシールドで覆うタイプのヘルメットです。
メリット
頭部のみが密着しているので、圧迫感が軽減されています。
また、顔はシールドが前にあるだけなので、風が通り抜けて熱がこもりません。
デメリット
顎部の保護を取り除いたため、安全性はフルフェイスヘルメットに比べて劣ります。
また、走行風を顎下から巻き込むため、速度が上がると騒音が大きくなります。
システムヘルメット



形状はフルフェイスヘルメットに似ていますが、顎部が持ち上がる構造になっているヘルメットです。
メリット
(フルフェイスヘルメットには劣るが)事故時には頭部と顎部を衝撃から守ってくれます。
また、顎部が持ち上がるのでヘルメットを付けたため、ヘルメットを装着したまま飲み物を飲んだりすることもできます。
デメリット
他種類のヘルメットに比べて構造が複雑なため、大きく、重く、高価格になる傾向があります。
比較表
フルフェイス ヘルメット | ジェット ヘルメット | システム ヘルメット | |
---|---|---|---|
安全性 | ◎ | △ | ○ |
圧迫感 | △ | ◎ | △ |
騒音対策 | ◎ | △ | ○ |
快適さ(夏場) | △ | ◎ | △ |
快適さ(冬場) | ◎ | △ | ◎ |
大きさ/重さ | ○ | ◎ | △ |
価格 | ○ | ○ | △ |
オススメの購入パターン
フルフェイスヘルメット + ジェットヘルメットの2つ持ち
私がオススメするのは、夏はジェットヘルメット、冬はフルフェイスヘルメットの2つ持ちです。
つまり、暑い時期と寒い時期で衣替えするように、ヘルメットも衣替えするのです。
比較表からも分かるように、3種類の中でフルフェイスヘルメットは安全性に重点を置きつつ、バランスの良い性能になっています。
そのため、ヘルメット選びの基本はフルフェイスヘルメットになります!
しかし、1つだけ見過ごせない問題があります。
それは、夏場の不快さです。

近年、夏場の気温が30℃を超える日が多くなりました。
この炎天下の中、顔全体をヘルメットで覆いながらバイクを運転すると熱中症になる危険があります。
安全性を確保するためにヘルメットを被って、走行中に熱中症になったら本末転倒です。
そのため、気温が高くなる日はジェットヘルメットに替えることをオススメします。
「2つもヘルメットを買いたくない!」という場合、私はフルフェイスヘルメットの購入をオススメします。
ヘルメットの安全性に重点を置きつつ、夏場はこまめに休憩をとって集中力を維持させましょう!
システムヘルメットは?
比較表で整理してみると、システムヘルメットは他の2つの間を取ったような中途半端な立ち位置です。
一押しのメリットもなく、大きく/重く、そして値段が高いので、私としてはオススメできません。
「顎部が持ち上がってヘルメットを付けたまま飲み物が飲める」けど、、、
最後に
バイク用ヘルメットはライダーの命を守る切り札で必須アイテムです。
そのため、バイクに乗る以上は「必要な出費」と考えた方が良いと思っています。
法律上は帽子のようなハンヘルを被っていれば問題はありません。
しかし、事故に遭った場合の危険性は高くなります。
「事故に遭えば、ヘルメットを被っていても命の危険はある」という意見もあります。
その通りかもしれませんが、これは安全性を蔑ろにして良い理由になりません。
(クルージングなど、「船が沈めばどうせ助からない」とライフジャケットを付けない、救命ボートを積まないのと同じようなものです)
みなさんも、バイクに乗る上での安全対策は考えるきっかけにしてください。
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