はじめに
皆さんは、新型コロナウイルスのワクチンは接種しましたか?
もちろん、ワクチン接種は「個人の考え」もあるので接種は強制ではないです。
しかし、人類が疫病と戦いで積み上げてきた叡智の結晶がワクチンであることも事実です。
そのため、政府もワクチン接種を推奨し、(積極性の違いはありますが)多くの国民がワクチン接種に協力しています。
さて、ワクチン接種に協力してもらう後押し、そして急激に冷え込んだ観光業や飲食業へ救済として、ワクチン接種者に向けたキャンペーン/特典(GoTo xxxなど)が行われています。
ワクチンを接種した身としては、「せっかく特典が貰えるなら、ぜひ頂きたい♪」ですよね。
この特典をもらうために準備しておきたいのが「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」です。
このアプリがあると、スマホだけでワクチンを接種済みであることを証明できます。
つまり、ワクチン接種者に向けた特典をもらう時に非常に便利です。
今回は、このアプリの説明と設定方法を紹介します。
新型コロナワクチン接種証明書アプリとは?
新型コロナワクチン接種証明書アプリとは、デジタル庁が開発したスマホアプリです。
このアプリを利用すると日本政府が公式に提供する「新型コロナワクチン接種証明書」を取得&提示することができます。
iOS版とAndroid版がリリースされており、マイナンバーカードを読み取れるスマートフォンにこのアプリをインストールすることで利用できます。
※利用条件の詳細は、公式サイトをご参照ください。
新型コロナワクチン接種証明書アプリの設定方法
準備する物
証明書は「日本国内用」と「海外用」の2種類を発行できます。
発酵する種類によって準備するものが変わるため、一覧表にまとめました。
準備する物 | 日本国内用 | 海外用 | 補足 |
---|---|---|---|
スマートフォン | ○ | ○ | マイナンバーカードが読み取れる端末 |
マイナンバーカード | ○ | ○ | |
マイナンバーカードの 券面入力補助用暗証番号 | ○ | ○ | カード受取の際に設定した4桁の数字 |
パスポート | × | ○ |
アプリのインストール
App Store(iOS)やGoogle Play(Android)を起動して、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を検索します。
※検索キーワードに「接種証明書アプリ」(アプリ名の一部)や「デジタル庁」(開発者)を設定すると見つけることができます。
アプリが見つかったら、画面の誘導に従ってアプリのインストールします。
初回起動と利用規約への同意
アプリをインストールした後、初めて起動すると「アプリの使い方」が表示されます。
内容を確認しながら[次へ進む]ボタンをタップします。
アプリの利用規約が表示されたら、内容を確認した上で[同意する]にチェックを付けて、[同意する]ボタンをタップします。
接種証明書の取得
[接種証明書を発行]ボタンをタップして、発行手続きに進みます。
用途(日本国内用/海外用)の選択
接種証明書の用途が、「日本国内用」or「海外用」を選択します。
「日本国内用」を選択した場合は、3ステップで発行手続きを行います。
「海外用」を選択した場合は、パスポート情報の登録が加わるため4ステップで発行手続きを行います。
マイナンバーカードの読み取り
「マイナンバーカードの券面入力補助用暗証番号」(カード受取の際に設定した4桁の数字)を入力して、[次へ進む]ボタンをタップします。
マイナンバーカードの読み取りを開始するために[読み取り開始]ボタンをタップします。
その後、マイナンバーカードにスマホをかざして、読み取りを行います。
マイナンバーカードの読み取りが完了したら、個人情報が表示されます。
内容に誤りがなければ、[次へ進む]ボタンをタップします。
パスポートの読み取り(海外用の場合のみ)
「海外用」の接種証明書を発行するためには、パスポート情報を設定する必要があります。
そのため、画面の誘導に従ってスマホのカメラでパスポートを撮影して情報を読み取ります。
正しく読み取れたら、パスポートの情報が表示されます。
内容に誤りがなければ、[次へ進む]ボタンをタップします。
市区町村の選択
ワクチン接種時に住んでいた市区町村を選択します。
市区町村は、基本的に画面が表示されたタイミングで設定済みです。
内容に誤りがなければ、[ワクチン接種記録を検索]ボタンをタップします。
ワクチンの接種記録の概要が表示されます。
内容に誤りがなければ、[発行]ボタンをタップします。
接種証明書の発行処理を行なっているため、完了するまで待ちます。
発行処理が完了したら、[終了する]ボタンをタップします。
接種証明書の提示
アプリのホーム画面(接種証明書画面)い戻ると、発行手続きで選択した用途に対応する証明書が表示されています。
接種証明書の詳細を表示すると、接種の詳細が表示されます。
まとめ
昔であれば、公的な証明書を受け取るためには役所の窓口に行く必要がありました。
しかし、このアプリならスマホを使って30分程度でワクチン接種証明書を発行できます。
マイナンバーカードを持っていることが前提なので、未取得の方はこの機会に取得を検討してはいかがでしょうか?
最後に、このアプリをインストールしいて良かったエピソードを紹介します。
こちらも参考に、マイナンバーカードを取得済みの方は、取り敢えずワクチン接種証明を取得してはいかがでしょうか?
2022年8月頃に体調を崩しました。
コロナウイルスの第7波の最中だったのでPCR検査を受けることになりました。
そのとき、医師から「コロナワクチンの接種状況を教えてください」と言われました。
このアプリをインストールしていることを思い出し、医師に見てもらいました。
医療に必要な情報を、早く正確に伝えることができました。
2022年10月に楽天トラベルでホテルを予約して、バイク旅行に行ってきました。
当日、チェックインを行なっていると従業員の方から「コロナワクチンを3回接種していると割引が受けられます。」と教えてもらいました。
このアプリで接種証明書を見せたところ、割引が適用されました。
ホテル代:5,000円引き&地域利用クーポン:2,000円を貰いました。
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