はじめに
2021年7月にバイクを購入してから6ヶ月目に突入しました。
基本的に週末しか乗れないので、乗車回数は少ないですが徐々に生活の一部になりつつあります♪
そんなある日、バイクを購入したレットバロンから1枚のハガキが届きました。
それこそ、今回紹介する「6ヶ月点検の案内」です。
まず思ったのは「6ヶ月点検って何??」でした
そこで、色々調べた上で、実際に点検を受けてきました。
私と同じようにバイク初心者の方が悩みそうなテーマだったので紹介したいと思います。
6ヶ月点検とは?
まず、バイクが公道を安全に走行するため、所有者に義務付けられている「定期的にチェック」がいくつかあります。
日常点検 | ・目的は、故障やトラブルの発生を未然に防ぎ、性能を維持すること ・バイクの使用状況に応じて、所有者自身が行う。 ・日常点検を怠っても罰則はない |
法定点検 | ・目的は、故障やトラブルの発生を未然に防ぎ、性能を維持すること ・主要部品の消耗具合や劣化の程度を確認する。 ・「12ヶ月点検」、「24ヶ月点検」の2種類がある。 ・法定点検を受けなくても罰則はない |
車検 | ・目的は、安全性確保や公害防止などを遵守させ、公道走行を許可すること ・対象は、排気量が250ccを超えるバイク ・車検を受けなければ罰則が課せられる。 |
ここで、「あれ、6ヶ月点検はどこに入るのか??」と思われるでしょう。
そうです! 6ヶ月点検は+αの点検なのです。
一応、6ヶ月点検の説明には、次のようなことがよく書いてあります。
購入したバイクに乗り始めて6ヶ月程経つと、乗り始めでは分からなかった初期不良が表面化したり、消耗部品の劣化やズレが生じたりしてきます。これらの不良やズレを直すことで乗り心地も良くなり、バイク自体の寿命も延びることになります。
要するに、「バイクを買ってそれなりに乗ってみたんだし、ちょっと点検してみたら」というノリです(笑)
初期不良のことを言うなら、「君(トビネズミ)が買ったのは中古車だよね?」というツッコミもきそうですね。
※一応、走行距離:330kmの車体だったので「ほぼ新車かな」という言い訳もできます・・・
点検で行ったことと費用
今回は6ヶ月点検に加えて、レッドバロンの整備士の方に薦められて他の作業も行ってもらいました。
6ヶ月点検 : 4,950円
今回のメインである「点検」の項目は、次の通りでした。
《制動装置》
・ブレーキレバー、ブレーキペダルの遊び
・ブレーキの効き具合
・ブレーキホース、ブレーキパイプからの漏れ、破損、取付状態
・ドラムとライニングとの隙間
《走行装置》
・タイヤの状態
(内圧、破損、異物、刺さり、溝の深さ、スリップサイン)
・ホイールボルト、ホイールナットの緩み
《動力伝達装置》
・クラッチレバーの遊び
・トランスミッションの油漏れ、油量
・チェーンの緩み
《電気装置》
・点火プラグの状態
《原動機》
・排気の状態
・エアクリーナーエレメントの状態
・潤滑装置の油漏れ
エンジンオイル交換 : 0円
エンジンオイルは、バイク購入時に契約したオイルリザーブシステム(30L:12,000円)から0.8Lを利用しました。
オイル交換の作業量は、他作業(たぶん フィルタ交換)と同時実施のため無料にしてくれました。
オイルフィルタ交換 : 2,266円
オイルフィルタの料金は561円でした。
そして、作業料としてフィルタ交換とアンダーガード脱着が1,705円でした。
スパークプラグ清掃 : 429円
こちらは、部品交換はなく作業のみとなります。
他作業(たぶん 6ヶ月点検)と同時実施のため割引となっていました。
その他(簡単な洗車?) : 0円
バイクを引き取りに行くと、車体が綺麗になっていました。
整備の明細には記載されていませんでしたが、どうやらサービスで洗車してくれたようです。
6ヶ月点検はやるべきだったか?
点検の結果は予想通り「問題なし」でした。
見方によっては、「ただ不安を煽られて点検を受けさせられた」ようにも捉えられます。。。
しかし、点検結果がOKだったのはあくまでの結果論なので、もしかしたら問題が隠れていたかもしれません。
バイクに長く乗っていて違和感を感じることができる人や自分でバイクのメンテをしていて問題を発見できる人ならば、自信を持って「6ヶ月点検なんてやる必要ない」と言えるでしょう。
しかし、私のように初めてバイクを買って週末しか乗らず、自分でメンテもできないならば話は別です。
バイクの調子が悪くても、「自分はまだ運転が上手くないからかな?」と放置した挙句に事故につながっては取り返しがつきません。
バイクの調子を自分が把握できないのならば、せめて時期を決めて定期点検を行った方が良いと思います。
今回の費用は8,000円弱でしたが、自分の安全のためのお金と考えればそこまで高くないと思います。
「6ヶ月点検をやるべきか?」を悩まれている方は、「自分でバイクの違和感や問題点を見つけることができるか?」を一つの判断材料にしてください。
最後に
今回は「バイクの点検」について、お話ししました。
バイクが普通に走れていると、「やらなくて良いかな・・・」とつい思ってしまいます。
しかし、忘れないでください!!
バイクは万が一事故が起きたら、命を落とす可能性が非常に高い乗り物です。
日頃の安全運転は大前提として、車体自体のコンディションも維持しておきたいです。
バイクも、モノである以上は必ず劣化し、故障します!
ただ、劣化が知らない間に進行し、走行中に突然ガタンと故障するような最悪な状況は防ぎたいです。
ぜひ、みなさんが所有しているバイクも、すこし気にかけてお手入れや点検をしてあげてください。
そして、ずーーーと快適にバイクに乗り続けましょう!!
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