【AWSを使おう!】VPC(Virtual Private Cloud)でのネットワーク設定方法の紹介

スキルアップ

はじめに

AWSのステキな無料利用枠を使って、実際にAWSを触ってみるシリーズ!
今回は、VPCを利用して仮想マシンなどを配置するネットワークセグメントを作成します。

まだ、AWSのアカウントを作っていない方は、こちらの記事をご参考にアカウントを作成してください。

インフラ作業の中でも「ネットワーク」はやや特殊で、苦手意識を持っている方も多いと思います。

ただ、この作業の内容を理解するためには、ネットワークの知識が必要となります。
適宜補足しながら説明しますが、分からない場合はとりあえず書いてある通り設定しましょう!

途中では分からないことも、最後までやり切ることで理解できる場合があります。
まずは手を動かして、AWS操作を楽しみましょう♪

VPC(Virtual Private Cloud)とは?

現代では、IT機器(サーバ、ルータ、PC、スマホなど)はネットワークに接続しなければ、その能力を発揮しません。
VPCとは、ネットワークに接続するための機能を提供するサービスです。

VPCとはAWSアカウント専用の仮想ネットワークで、AWSで提供されているリソース(サーバやルータなど)を配置できるサービスです。
特に、サーバ機能を提供するEC2を利用するときは、作成済みのVPCを利用しなければ作成することができません。

今回は、図のようなVPCを作成する方法を紹介します。

VPCの設定方法

リージョンの選択

IAMユーザーでAWS管理画面にログインします。
そして、ログインユーザ名の横に表示されている「リージョン」を確認します。

この時、自分がVPCを作成したいリージョンが画面表示と異なっていれば、リージョンの変更を行います。

[▼]ボタンをクリックして、選択可能なリージョン一覧からVPCを作成したいリージョンを選択します。
※日本在住の方ならば、基本的に「アジアパシフィック(東京) ap-northeast-1」を選択します。

VPCを作成

検索バーに「VPC」と入力し、検索結果の中にある[VPC]をクリックします。

VPC設定画面が表示されたら、サイドメニューから[VIRTUAL PRIVATE CLOUD] >[VPC]をクリックします。

続いて、[VPCを作成]ボタンをクリックします。

「VPCを作成」が表示されるので、各項目に必要事項を入力します。

名前タグVPCを特定するための名前を設定します。
後から見返して分かりやすい名前を付けましょう!
IPv4 CIDR ブロックIPアドレスをVersion 4で設定する場合は、こちらで設定します。
IPv6 CIDR ブロックIPアドレスをVersion 6で設定する場合は、こちらで設定します。
※今回は、使用しないことにします。
テナンシーVPCを「共有機器で作成するか」、「ユーザーの専用機器で作成するか」を設定します。
※デフォルトは、「共有機器」と意味します。

IPv4 CIDR ブロック」がよく分からない場合は、とりあえず「192.168.0.0/16」と設定しましょう。
これに、このVPCでは「192.168.1.1〜192.168.255.255」のIPアドレスが使えるようになります。

続いて、タグの設定を行います。
こちらは、「名前タグ」の入力と連動して1つ作成されています。
これ以外に、追加したいものがあれば[新しいタグを追加]ボタンをクリックして追加します。

入力が完了したら、[VPCを作成]ボタンをクリックします。

VPC設定画面に戻り、「IPv4 CIDR」に設定したIPアドレスが表示されていれば作成完了です。

サブネットの作成

先程作成したVPCのサブネット(192.168.0.0/16)の配下に、もう一段階小さいサブネットを作成します。
そして、今回はインターネットに公開するパブリックサブネットインターネットには非公開にするプライベートサブネットを作成します。
ここでの設定は、パブリックサブネットプライベートサブネットは共通となります。
まずは、「2つサブネットを作るのか〜」程度に思ってください。

VPC設定画面が表示されたら、サイドメニューから[VIRTUAL PRIVATE CLOUD] >[サブネット]をクリックします。

パブリックセグメントの作成

画面の右上にある、[サブネットを作成]ボタンをクリックします。

続いて、以下の設定情報を入力して、[サブネットを作成]ボタンをクリックします。
緑文字は、プライベートセグメントとの相違点です。

VPC IDvpc-05d5752d7dc8d53ba
| tobinezumi-infra-vpc
先程作成したVPCを選択
サブネット名tobinezumi-public-subnet-1a後から見返して分かりやすい
名前を付けましょう!
アベイラビリティーゾーンap-northeast-1a好きなAZを選択する。
IPv4 CIDR ブロック192.168.11.0/24VPCの配下になるように設定
(分からない場合は左記を設定)
タグ – オプションName:tobinezumi-public-subnet-1aサブネット名にの入力で
自動設定される。

作成したサブネットが画面に表示されていれば完了です。

プライベートセグメントの作成

画面の右上にある、[サブネットを作成]ボタンをクリックします。

続いて、以下の設定情報を入力して、[サブネットを作成]ボタンをクリックします。
緑文字は、パブリックセグメントとの相違点です。

VPC IDvpc-05d5752d7dc8d53ba
| tobinezumi-infra-vpc
先程作成したVPCを選択
サブネット名tobinezumi-private-subnet-1a後から見返して分かりやすい
名前を付けましょう!
アベイラビリティーゾーンap-northeast-1a好きなAZを選択する。
IPv4 CIDR ブロック192.168.12.0/24VPCの配下になるように設定
(分からない場合は左記を設定)
タグ – オプションName:tobinezumi-private-subnet-1aサブネット名にの入力で
自動設定される。

作成したサブネットが画面に表示されていれば完了です。

インターネットゲートウェイの作成

VPC設定画面が表示されたら、サイドメニューから[VIRTUAL PRIVATE CLOUD] >[VPC]をクリックします。

画面の右上にある、[インターネットゲートウェイを作成]ボタンをクリックします。

[名前タグ]に好きな名前を設定し、[インターネットゲートウェイの作成]ボタンをクリックします。

作成したインターネットゲートウェイが画面に表示されていることを確認します。

続いて、[アクション] > [VPCにアタッチ]をクリックします。

ここで、このインターネットゲートウェイをアタッチ(使用)するVPCを選択し、[インターネットゲートウェイをアタッチ]ボタンをクリックします。

インターネットゲートウェイの状態が[Attached]となっていればOKです。

ルートテーブルの作成

VPC設定画面が表示されたら、サイドメニューから[VIRTUAL PRIVATE CLOUD] >[ルートテーブル]をクリックします。

画面の右上にある、[ルートテーブルを作成]ボタンをクリックします。

ルートテーブルの設定として、[名前]とこのルートテーブルを使用する[VPC]を選択し、[ルートテーブルを作成]ボタンをクリックします。

ルートテーブルが作成されたら、[ルートを編集]ボタンをクリックします。

「ターゲット:local」は作成済みなので、インターネットゲートウェイをターゲットにするルートを追加します。

送信先0.0.0.0/0
ターゲットigw-0a1ee201ed1b0086d
(tobinezumi-public-route)

ルートにインターネットゲートウェイが追加されたことを確認します。

[サブネットの関連付け]タブをクリックします。

[サブネットの関連付けを編集]ボタンをクリックします。

インターネットに公開するサブネットを選択し、[関連付けを保存]ボタンをクリックします。

関連付けの編集で指定したサブネットが設定されていればOKです。

最後に

ネットワーク設定はサーバ構築に比べて地味に見えますが、世界各地に張り巡らされた通信網に接続する重要な作業です。
この作業がなければ、いくらサーバの性能が高くても宝の持ち腐れになってしまいます。

インフラ構築には欠かせない作業となるので、この機会に是非慣れ親しんでください。

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